リノベーション民泊施設in箱根「郷隅美悦」

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山と河のコントラスト

いよいよ秋めいてきましたねー、紅葉の季節もそろそろでしょうか。

先日友人一同と箱根にある民泊施設に一泊してきました。民泊自体が初めてで、どんなもんだろうかと思っていましたがこれが最高に快適。一方で天下の観光地箱根湯本でもこの有り様かと少し不安にもなったのでメモがてら。

泊まったのは民泊、その名も「郷隅美悦」

最新設備ですごく快適、周りにも空き家もあるし、空き旅館もある。箱根湯元から歩いて10分強でその状況、地方の空き家の今が気になる。リノベーションと新築だとどっちのほうが安いのか。行き過ぎた新築信仰に歯止めがかかることに期待。

泊まったのは「郷隅美悦」(きょうぐうびえつ)なる民泊施設。箱根湯本駅から車で5分かからないくらい、朝駅前まで歩いてみたら大体10分強。歩いてちょっとのところにファミマもあり立地としては申し分ないです。最後入るところの道が狭いのがちょっとだけマイナスポイントでしょうか。まぁでも今回シエンタとハスラーのコンパクトカー2台でしたから何なく入っていけました。幅の太い車だとちょっとストレスかも、、、駐車場場は施設すぐ脇くらいに、2台分用意されており停めるのは楽々でした。

施設の中はめちゃ綺麗、これぞリノベ民泊施設

郷隅美悦は国道1号新線脇にあるのですが接道はしておらず、旧道沿いから入っていく感じになります。そのため周りは古い建物が立ち並ぶ住宅街でした。なんなら郷隅美悦のすぐ脇は草ボーボーな空き地です。管理はされているので汚い感じはしませんでしたが、昔の町という印象は否めません。

ただまぁ中は超綺麗、これがリノベーションか!という感じ。最初建て直したんじゃないのか?と勘違いしたほど何から何まで綺麗で感動しました、風呂もトイレも超綺麗、洗面台もでかいアメニティも完備、全室テレビ付きなんならFireTVスティック付き、キッチンもオシャレ。強いて言うならばキッチンおしゃれにこだわって、シンクが丸いやつで洗い物しづらかった点だけ若干マイナス他は100点。

基礎は昔の、小トトロが通る空気穴付いてるような家だったので、やっぱりリノベーション。3mくらいある石積み擁壁の上に建っているので再築だと色々と難しいこともありそうですので、やはりリノベーション民泊施設なのでしょう。素晴らしい、次世代型空き家活用スタイルですね。

神奈川 箱根 郷隅美悦の宿泊情報
箱根湯本駅徒歩10分|3LDK戸建貸切/神奈川の箱根にある郷隅美悦(貸別荘)の宿泊情報です。ご予約お待ちしております。

一方周辺には空き家も、空き旅館も点在

泊まったその日は、宿に付いてたクーポン使って近くの温泉に行き箱根の湯を満喫。(なんか郷隅美悦泊まるとクーポンが付いてて、近くの温泉が500円で入れてそれもお得だった。)そのまま帰って酒飲みつつ昔の話を楽しみベロベロで寝て大満足。

朝はやはり早起き。箱根湯本に注ぐ朝日と街並みを眺めた後、腹ごなしがてら周辺の散策また歩きへと旅立ちました。

郷隅美悦二階から見た箱根湯本の朝

箱根湯本駅までざっくり15分ぐらいでしょうか、山も川もありで気持ちいーい場所なんですねぇ。周辺には箱根花紋、湯本富士屋ホテルなど高級旅館ホテルもあり、ロケーションは最高。昔の箱根旧道沿いですから歩いてて歴史をどことなく感じる、風情も由緒もある街並み。

ですがやはりポツリポツリと空き家、中には大きなコンクリート造の空き旅館も。箱根湯本の駅から歩いて来れる、狭いながら道路もある、こんな場所でも空き家空き旅館でちゃうのかと改めて日本の先行きが怖くなる。天下の大観光地箱根湯本で空き家空きビルが出るなら、地方観光地やなんなら観光もない地方都市はどうなってしまうんや。

小さくポツポツ始まっているリノベ民泊に期待

とはいえ、実は箱根湯本の民泊施設はここ郷隅美悦だけじゃなく、他にもチラホラありましたので、空き家=民泊リノベの活用方程式は今のところ機能してそうな印象です。箱根湯本駅の駅前はとんでもない人の行列でしたし、車もかな有名な箱根登山渋滞。なんなら下山先の早川や小田原も大渋滞と、ただの土日とは思えぬ交流人口数、ここは衰退している場所ではなく今なお箱根の山ごと勢いづく活気ある場所であり、今後もまだまだ続くことは間違いないでしょう。

だからこそ、空き家や空きビルにビビったところでした、こんなに活気ある場所でも再開発的な区画整理的な動きはもう現実的ではないのかと。空き家によってリノベしやすいとかしにくいとかあるのか、箱根の空き家はどのくらいの売買価格で固定資産税はどのくらいなのかとか参考に調べてみたい。

何にせよ、私とその一派のような金なし貧乏小市民おやじ達からすると、箱根の高級旅館では無く、大人数で一泊リーズナブルに借りれる民泊はそれはそれで有り難いところでした。※今回は10人弱で行って一泊6000円弱くらい。連泊するともっと割安になる。

観光と合わせて安価にリノベ民泊を楽しもう

民泊リノベは夢がある、それは空き家だらけの町に昔でいうマレビトを呼び込むことに繋がり、また貧乏オヤジ達にとっては家計にダメージを与え家内決裁に怯えることなく仲間で観光する一つの手段となり得るからである。今回それを学んだ。

外人とかだと拠点にして色々と観光地周りたい人とかもいるんじゃないかなぁ、一式揃ってるし、1週間とか借りればお得だろうな。ジジババと三世帯とかで行くのもよい使い方でしょうね。何にせよ、空き家からのリノベからの民泊施設は前から聞いてたけどなかなか時代にマッチした良いビジネスだと感じました。

最後に!民泊施設は利用者のマナーが肝となるビジネススタイルです。あくまでその村その集落その地域にマレビトとして来たんだと、周辺の人が受け入れてくれるような立ち振る舞いを求められるのだと肝に命じて頂きたい。

郷隅美悦で何が一番笑ったというか管理する人は大変だなぁと感じたかというとこれである。

確かに大人数で安く借りれるとなると、借り上げ別荘状態でドンチャン騒ぎする映像が目に浮かぶし、誰しも学生時分の頃を思い出してしまうのではないだろうか。あの頃は体力も気力も肝臓も充実していた。話がそれた。騒音はご承知のとおり環境基本法にて典型七公害に連なる立派な公害なのである。こんな騒音計工事現場以外で初めて見ました。何デシベルから騒音規制法に引っかかるんだか忘れてしまいましたが、どこの民泊でも同じことですので、立つ鳥は来た時もいるときも濁さず精神で民泊を楽しみましょう。

他の民泊施設も行ってみよーっと。ではでは。

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